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  • 2023/01/28/Sat 19:14:43
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  • CATEGORY:刺繍とか


寒い日が続いていますね。
ワークショップさせていただいたおかげで北国からもメールいただく機会が増え
「今朝はマイナス10度、雪は70㎝程積もってま~す」とうかがって
2㎝の積雪で「うわー寒っ!雪積もってるよ!」などと驚いてはいかんなと思いつつも
やっぱり「寒い」って言っちゃいますよね。
でも毎年思うけど、「あらっ?」という間に「あっつ!」ってなるんですよ。
びゅんびゅん時間は過ぎていきますね。もう1月も終わりよ。信じられん。

*******
今日のねこ刺繍は保護猫ちゃん…なのかな、たくさんお写真をいただいたのですが
どうも片方のお目目がぱっちりとは開きにくい、もしかして景色は良く見えないのかもしれませんが
その代わり優しい飼い主さんのことを毎日映している瞳なのですね。
見る人その本人を映しだす瞳よね…。
こういう猫ちゃんの刺繍を注文されることが増えてきたということは
深く考えると良いことであるのかどうなのか分からなくなってしまうのですが
「良い方へ向かっている、今はまだその途中なのだ」と思ったりもします。
自分自身が色んなことを問われているというか、色んなことが試されるようなそういう刺繍でもありました。
でも実際はそんな厳しさじゃなくて
「ゴロゴロロロロ…」って聞こえてくるようなのどかなお写真でありましたよ。

km2_R_R.jpg

何日か同じ写真見て刺し続けるわけじゃないですか。
そうすると最初の日には見えなかったものが次の日見えてくる、というのはよくあること、というか
毎回そうなります。前も言ったけど。
黒い毛が白と茶色と紫に光って「あ~、どうしよう、どう刺したらいいの?」と
頭部の左側面と上を半分保留しつつ他を進めていたのですが
最終日になって「これはお部屋の左側から西日(もしくは朝焼け?)が射しているのか」とか気づくわけです。
違うかもだけど。すごく明るい昼間の光かもだけど。
最初はね、さあこの色どう刺そう?え?モノトーンで刺したいけど茶色いし
やっぱ「茶色ーこげ茶ー黒」ってやるべき?
じゃあ茶色はどの茶色?茶色とどのグレー混ぜる?混ざる?って悩んじゃうんですよ。
とにかく手あたり次第やってみます。

それでずいぶん後になって来て、これはめっちゃ夕日みたいな光が左から当たってるんだ、
だから黒い毛がオレンジっぽく光ってるんだ、茶色じゃなくてオレンジなんだ…などと
お写真には別に窓だとか時計だとか写ってるわけじゃないんですけど
環境をようやく自分なりに理解するんですね。(遅)
(※ちなみに猫ちゃんのお顔輪郭も体も左端は画像から切れてあんまり状況はよく判らないお写真です)
普通だったらこういうのはなんとなく瞬時に理解できるのだと思うんですけど
私はとにかく「さあこのお顔を刺繍しなくちゃ!」っていうふうにしか写真を見ていないんですよ。
ただ猫そのものしか目に入っていなくて他はなんにも見ちゃいねえ…と我ながら驚きましたよ。
それでよく「空気感」とか「温度湿度」とか言ってんな!?って話よね。

******
でもですね、今の刺繍のハナシの続きなんですけど…

いつも刺繍する時何か音楽を聴きながら刺していまして
それはチューリップだったりユーミンだったりゲームのBGMだったり色々なのですが
今年に入ってから偶々ユーミンばっかり聞いてまして
しかもyoutubeなどで1曲だけをループして朝から昼まで40回くらいとか普通に聞きっぱなしをしてまして
一息入れたときに、ふと画面でおすすめされていた中島みゆきの名曲「地上の星」に目が留まり、
別に当然知っている歌ではあったわけですがそういえばきちんと通して聞いたことが無かったなあと
聞いてみたんですよ。

あらためて、すごい曲ですね。嵐に打たれたみたいになりました。
(昔から嫌いじゃないし「時代」とか名曲だと思っていたし悪女もあしたもレコード持ってたけど)
『プロジェクトX』のためにあんな歌を作れるというのがまずすごいし
あの歌を曲に負けずに歌えるのは女性では中島みゆきと八代亜紀くらいでは?など
色々考えてしまいました。
その上対になるべきエンディングに「ヘッドライトテールライト」も作れちゃうというのが
天才というか神ですね…。『歌姫』ということばはこの人のためにあるんじゃなかろうか?
くらい思いました。前からちょっと思ってたけど、確信に変わりました。

で、「地上の星」、真正面から恥ずかしげもなく大迫力じゃないですか。
遠慮なく堂々としている。その姿に胸を打たれます。打たれましたね。圧倒される。
ここから唐突に刺繍に戻るのですが
日本画のテーマになってるような「花鳥風月」ふうなものもそうなのですが
無駄を削ぎ落した家紋や和風な模様のパターンとか歌舞伎の隈取とか単純なものにはもちろん、
繊細だったり緻密なものにもそれぞれに迫力がすごいじゃないですか。
どこかが「夜露死苦」的な。あ、ヤンキーになりたいわけじゃないのですが
そういうものに、「その時の気分」などではなく、もう遺伝子に入ってるんじゃない?というレベルで
憧れがあります。あの迫力を素直にカッコいいと思っています。

私は刺繍でも空気感とか温度湿度もそうなのですが存在感をちゃんと出したいし
そのようなものをひっくるめた迫力というのをいつも一つの指標としているのですが
ちょっとそれをですね、もっと堂々とばばーんと感じられるような刺繍を刺せるようになってですね、
砂の中で輝いてみたいものだと思ったりしましたよ。
(あーちょっと先ず絵画とか習うとこから始めないとダメっぽいかね…)
その暁にはどなたか燕になって見つけてほしいですね。
なんかハートに火がついたというかもともとちりちりと小さく燃えていたものに
突然ガソリンかけられたような気分になりましたよ。こういうの大事なのよね。

↓なんだかだらだら書いちゃったけど、さらにだらだら地上の星が続きます。
*******
先週の日曜日に学生時代のふたりの友人とご飯食べるという
出不精の私にとっては結構ハードルの高いイベントが発生しました。(楽しかった)
子ども時代であるとか学生時代のような、「社会デビュー」前のお互いを知り合っている友人というのは
大変気安くそしてそれぞれを受け止めることができる同じだけの時間をお互い経てきているという
信頼感みたいのがあります。(そう感じているのは自分だけかもだけど…)
(↑私の学生時代の友人たちというのはとある「似たような境遇の人」がよせ集まって
生活そのものを共有していたそこでの友人たちなので
なぜかお互いのよくは知らない部分までも含めて「わかってる」感が強い。)

そういう人たちに「ワークショップで教えてるところ、見てみたいわ~!」とけらけら笑われるような
私なんですけどね(私が刺繍するのは知ってくれている)、
私がその場で携帯持ってないからインスタのアカウントを検索してもらってフォローしてもらって、
家へ帰って来てから私も友人をフォローしてDMのやり取りできるようにしたのですね。
普通のメールアドレスでもやり取りは出来るのですが
「ここなら刺繍も見られるし」…って言ってくれたんですよ。それがなんだか素直にとっても嬉しくて。
もう一人も「娘が手芸好きなんだけど『会ってみたい』って言ってた~」などと伝えてくれたのがありがたくて
ココロがほくほくしましたよ。言ってもらわないと分からないからね、こういうのは。

一方で年末に家人に職場のかたなどにトランプ渡してもらったのですね。
私が刺繍する人だなんて何にも知らない人も勿論いらっしゃるのですが
その中で、家人の職場のそばのスーパーの、家人が仕事帰りに寄る時間帯にいるレジのかたに
めっちゃ親切な店員さんがいまして私もその人好きで、その人にも渡してもらったんですよ。

そしたらその人はねこシャツを知っておられまして「えっ!あれを?奥さんが?」と大変驚かれたんですね。
「へー」とか「ふ~ん」とかじゃなくて
「どうやって刺してるんだろう、目なんかホントに光ってるみたいだったし
一体どうなってるんだろうって思ってた!個展があったなんて、実物見てみたかった…」
というようにたくさん色々語ってくださって、こちらもめちゃくちゃ嬉しくて
今度何か刺せたらご覧になっていただきたいから持って行こ!などと思っているのですよ。

それでちょっと考えちゃったんですけどね
自分のように「ちょこまかと何か作ってネットで売ってたり委託販売してる人」って
割と身近な人にそういうのをアピールしていなかったりしますよね。
身近なところから販売を始めてたとしても、いっぺんネットに乗っちゃうとそっちが大変広範囲なもんで
急に世界が広がっちゃって全然足元みえなくなるんですよ。(売ってる数は変わらないのにね。)

自分の場合、以前ごく近所で個展やってみましたけど、
あれだってもっと近隣住民さまにビラ配るくらいやってみたら、興味ある人いたかもだなあと
改めて思ったりしましたよ。
さすがにそこまでは出来ないな、やっぱり恥ずかしさが先に立ってしまう、というのはありますが
でももっともっと友人たちにDM送るべきだったし
PTAのつながりあった人達に本気で連絡網で電話すべきだったかもしれん…。(そこまではしなかった)
そのなかには「何?窪田さんこんなことしてバカみたいみっともない」と思う人もいるかもですが
さっきのレジの人みたいに
「わー、見たい!」と言ってくれる人とはナイスなマッチング出来たかもしれないんですもんねえ。
これはよく考えてみると
「みっともない」とか思っちゃう、もともとこちらもカウントする気のない人たちへの配慮というか恐れから
「見てみたい!」の人を掬い取ることが出来なかったということですよね。
「見たい!」と思ってくれてる人がそばにいるなんて思いもしませんでしたよ。
せっかく知っててくれたのに。スーパーにもDM置かせてもらえばよかったな。

私はいつも自分が知らないところの人、すなわち
自分のことをそこまでよくは知らない人たちに向けてに情報を送っていました。
それはそれでまあ悪いことではないですが
もっと私が知っている所・私を(刺繍抜きで)知っている人にも送るべきでした。
でもそれが恥ずかしくて難しいことなんですよね…
近所では恥をかき捨てるわけにもいかない、と考えてしまうのです。

ここですね、この壁を私は「地上の星」を聞きながら堂々と超えなくちゃならないのでは?と
今更ながらに思ったりしたわけですよ。
それでもって最近は「自分ももう何年も刺繍なんかできないよな…」と
年寄り具合を強く自覚するようになっているので
ここは逆に「老人だから死ぬ前にやらせて」などと開き直って無遠慮にぐいぐい行ってもいいんじゃないかと
そういう作戦も、もうアリなんじゃなかろうかと徐々に感じ始めているのです。

でもまだ今年そういう作戦で何かやると決めたわけではないのですが
去年だって5月まではらぶねこ展のことしかやってなかったわけで
個展の準備は5月中旬からであそこまでなんとか出来たわけですから
今年だってあったかくなったら何かアイデア生まれるかもですよね。。産まないかもだけど。

******
楽しい、嬉しいことが起きつつも
ちょっとしたことで何となく投げやりな気持ちになったり
何でもないことをわざわざ悪いほうへ解釈してしまうようなことがあったりして
気持ちがふらふら揺れがちです。寒さのせい。
そういう時にリングフィットすると汗だくに疲れてもうつまらないことに思考を割く余裕がなくなって良いです。
こうやってぼろぼろと色んなものを忘れていく気満々になっていることにも驚くのですが
さっき書いた「なんだか恥ずかしい」という気持ちとかさっさと忘れちゃったらいいんだろうなあ。

今年は引き続きリングフィットとそして「地上の星」を心身の支えとして乗り切っていきたいですね。
(大層な…)

COMMENT

今回のニャンコは黒猫。写真がとても難しい。どうとっても他の猫のような表情がうまく出ない。まだ見るようにはうまく写真は撮れない。それなのに、さすがですね!とってもステキに刺してくださりありがとうございます!もっともっとうまく表情がわかるように写真撮るのを頑張ります。

こんにちは。

自分の知り合いにこんなものを作ってて、今度、個展をやりますとか、販売もしてますってなかなか言えないですよね。
今年はウサギ年ですから、ちょっと跳ねる気持ちで、いつもならためらってしまうことに挑んでみたら、意外と軽く飛び越えてしまうこともあるかもしれませんよ。( ´艸`)
なんて偉そうに言っても、自分は言い訳ばかりしていますが…
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