• 2015/05/09/Sat 19:00:55
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  • CATEGORY:刺繍とか

今日はお天気悪いですね~。台風とか早すぎでしょ。日本はいつから2季制になったのさ。

さてさてこのシャンブレーの色、ホントに大好きなさわやかで優しい”クオーツグリーン”って色なのですが
白いねこちゃん及び白いプードルしか刺繍したことなかったのですが
きじねこもかわゆい色合い。いやはや子ねこはカワユスな~。

q2_R_R.jpg

これ、昨日は終わったのですが一昨日に目を、濃い青~黒で刺していて
途中で注文主さんの「このポーズで、きじ猫で、グリーンの目が好き」というのを思い出して(猫を飼ってないひとだった)
そこでモチベーションが一気に下がり ほどいたところで中断していたのを
昨日はのろのろ刺しなおして刺繍を仕上げたところでまた時間切れ、
で今日は朝からシャツとして出来上がったけれど
お天気いまいちで素敵な色がちょっとよく出てないかもです。でもまあこんな感じかな。

Amazon に表紙も出ました~。
なかなかの美人ねこさんです。全体的に白い本ですがここに赤い帯が付きます。
私は中身は白いのですがこの表紙のついた本の見本を持っていますので
せっかくだから2ショット。へへ~。

CIMG5185_R.jpg

ここのブログへ来てくださる方は ねこシャツに興味を持ってくださっているのだと思います。
皆さんどのような表紙を想像されてました?
私はいつも自分の刺繍の写真を見る時って たいていは「この猫と同じ感じで」 なんてご注文があって
Flickrの自分の画像を探す時なのですね。
そうすると(なんか今日は新しく配列などが変わっていたのですが)いつも黒い背景に普通に四角く画像がある、
そういうのばっかり見ていたからか
なぜか濃い色の表紙に四角くねこの写真が入っている、そういうものしか想像していなかったのですよ。
(なんという想像力の欠如)
この表紙の写真はハンガーにかかった状態のシャツなのですが(何かさわやかな空気感があるでしょ?)
これがそのまま表紙全体なのだ、というのを知ったとき私は驚愕しました。
自分が見ているねこシャツの印象とほかの人が見ているねこシャツはこんなにも違うんだ!と
たいへん驚きそしてとても面白く感じました。そりゃそうですよねえ。

「本を作る」という作業を通して このボリューム内で私が盛り込みたかったことはすべて書いたのですが
「ここら辺はばっさりカット」ということがあっても(実際にはほとんどありませんでした)
あんまり自分は気にしないタイプかも?と思いました。
自分が「いい」と思ってることが他人には興味ゼロだった、などということは
もう百万遍くらい体験してきて 特に(今は)自分の刺繍への人からの感想にはたいへん怖いものもありますが
逆にそこまで自分がこだわったりもしていなかったような刺繍のある部分などに
「ここがすっごくいい」などと言っていただけたりすると
「人にはそうなのか!」と新たな発見として面白く感じます。それはとても良い体験です。

本をとてもセンスの良いデザイナーさんとライターさん編集者さんにまとめていただいて
この本の刺繍のねこたちが 全部自分が刺したものじゃないみたいに感じられて面白いのです。

前回の日記で素材を全部提出したらそのあとちょっとダークな気分になった、と書きました。
なんだかね、いつも締め切りのある仕事の時は
「自分のせいで遅れてはならない」とかものすごく思ってしまう性質なのと
そのあとすぐ子供の受験とかあったから余計急いだ、というのと
あと、単に「自分の本だあ」、という緊張感から
張り切りすぎて(それは結構なことですが)「とりあえず自分の分は済んだぞ!」となった時
はた、とその後どうなるの?どこまで進んでいるの?
「ここ変えてください」とかいつくるの? と
自分には進捗状況がちっともわかっていなくてなんだか急に置いてけぼりになったような気がしたのですよ。

いやいや、編集の方もライターの方もデザイナーさんも
みなさんほかにもお仕事を沢山抱えてらっしゃるのですよ、私みたいに1冊じゃないんだから。
ちゃんとちゃくちゃくと同時進行してくださっているわけですが
それがその時の私には全然見えてないのですよ。いろんなことを知らなさ過ぎて。
それで「著者」ではあるが自分は制作の場に全然かかわっていないじゃん!とか感じちゃったのですね。
材料を提供して「本にしてもらう」まで待ってるだけなのか?みたいな。
それでできた本なら それは「私の本」とはいえないんじゃね?
「出版社の本」とか「編集者の本」なんじゃね?などと 徐々に疎外感に近いものまで感じる始末。
出版社ではないけど編集のお仕事をしている友人にこのなまくらな愚痴を聞いてもらって
「編集者やライターさんやデザイナーさんは1を10にも100にもできるけど0を1にできるのは著者なのよ」
と力づけてもらい(亜紀ちゃんありがとう) そうこうしているうちにイラストを描いてくださるかたが決まったのですね。
こちらがまた素敵なイラストレーターさんなのですが ここで私はっとしたのですよ。

今回のこの本は随所にイラストが、というものではなくて
せっかくすっごい素敵な私好みのイラストだけれども
それを存分にペンをふるっていただくページがどどんとあるわけではなく
かわいいアイコン的なものいくつかと あとは刺繍小物が3つばかり載っているのですが
それらの作り方の解説図だけなのです。
イラストレーターさんとしてこの仕事はその芸術的才能をいかんなく発揮できる場ではないのでは?と思いました。
でもプラモデルの解説的な図でやたらと個性派のイラストでぐいぐい描かれても分かりにくそうですよね?
あくまでも解説なので あってもなくてもいいようなイラストでも駄目です。
私自身は手書きにこだわっていませんでしたので 
何かイラストのソフトを使って書かれた図形的なものでも構わなかったのですが
ああ何と素敵な解説図になったことでしょう!
細く正確な線、静かないでたちでありながら 確かな個性と迫力を感じます。なにこれ!?
私は感激しました。 
人生でたぶんもう2度と本を作るなどということはないでしょうけれど
もしあったらまたぜひこの方にイラストをお願いしたいです。(断られると思います…)

…長くなってしまいましたがここで「はっ」としたに戻りまして
本を作るとき編集者さんとデザイナーさん、ライターさん(構成も考えてくださっています)は
最後まで料理に携わる、という感じですが
イラストレーターさんはざっと材料やで構成を俯瞰した後 
要求された部分にだけイラストを描きます。
それって 私が依然やってた図案集の仕事と同じ?
「こんなん刺して」といわれてテーマをもらって何十個か刺したら
私の仕事はそれで終わり。
結構重要な中身の一部でありながら本の内容などにはもちろんノータッチの外注下請。
広告やイラストレーターさん自身の画集、扉絵がいっぱいとか半分挿絵、みたいな本でない限り
細切れイラストを提供する仕事は図案の仕事とおんなじだ!と気づいたとき
デザイナーさんだってライターさんだって 自分の仕事には範疇があって
その中で責任をもってひとりきりで頭を悩ませながら仕事するのですよね?
このバラのやつを纏め上げるのが編集者さんで。
何かそういうことに気づいたら 急速に皆おんなじ、一人で戦っているのだ!みたいな(ち、違うか?)
連帯感のようなものを抱くようになりました。

それで、 まだ これで終わりじゃないですよ。







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